2 中学部段階での進路について

義務教育を終える段階では,次のような進路が考えられます。

・特別支援学校高等部,高等学園,いずみ高等支援学校(※女子のみ)

・職業訓練校(障害者職業能力開発校など)

・障害福祉サービス事業所(通所・入所)(※特別の事情の場合。意見書が必要。)

・就職

・家庭(家業従事・家事手伝い・家庭保護)

 主に中学部卒業段階では上記のような進路先が考えられますが,お子様の現在の力や進路先への適応の見通し,予想される将来の生活などを総合して進路先を考えます。

 特別支援学校中学部を卒業する子供たちのほとんどは,高等部に進学するようになりました。中学部から高等部への進学を,当たり前のように考える向きもあります。

 しかしながら,中学3年までは義務教育。本校高等部進学希望であっても,進路を選択・決定するという意識をしっかり持ちたいものです。

 「高等部があるから高等部へ」「将来のことは高等部へ行ってから考える」ということではなく,お子様の現在の姿を見つめ直し,ご家族で将来のこと,家族のあり方などを話し合っておかれるとよいでしょう。お子様への接し方,ケアの仕方,お手伝いの経験など,大切なことが見えてきます。

 中学部では,作業学習なども行われ「働く」意識を高めています。ご家庭でも,お手伝いへの取り組みを大切にしてください。

本校では中学部3年生の地域の施設での見学を計画しています。受け入れてくださる施設にもよりますが,グループ単位で,親子で施設を訪問して,見学しています。

 福祉サービス事業所の雰囲気を感じ取って欲しいと願っています。